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【剣盾ダブルs10】アローラのアシカと猫【瞬間469位・最終841位(レート1760 )】

ご挨拶

初めましてcoooldownと申します。

今回剣盾ダブルシーズン10にて初めて最終三桁を達成したので、記念に構築記事を書かせていただきました。ご参考ください。

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はじめに

この記事が扱っている剣盾ダブルs10では前シリーズで使用率が高かった一部ポケモンが使用禁止となっています。それを前提にお読みください。

また、この記事ではパラメータの略記としてHABCDS、技や特性の漢字表記を使用する場合がございます。

 

構築の経緯

①加速ペンドラー構築

鎧の孤島で新たに剣盾で使用可能になったポケモンのうち、まず初めにペンドラーf:id:coooldown:20201003214355p:plainに目を付けました。

ペンドラーは特性かそくによってSを毎ターンあげることのできるポケモンです。ダイマックスによってポケモンの生存性を上げられる今作において「ダイマックス技と加速でステータスを上げてバトンタッチをするペンドラー」はそこそこやれるのではないかと思い、ペンドラーf:id:coooldown:20201003214355p:plainを軸に構築をスタートしました。

 

②サポーター:Aペルシアンf:id:coooldown:20201003214834p:plain

ペンドラーを補助して生存性を上げ、バトンを通りやすくする役割としてペンドラーの介護役が必要でした。はじめはピッピf:id:coooldown:20201003215131p:plain等のこのゆびとまれ要員を考えていましたが、ペンドラーの弱点である炎岩超において強力な範囲技(ねっぷう・いわなだれ・ワイドフォース等)がメジャーであることから、デバッファーの方が適していると考えました。

ここで検討されるのは威嚇、バークアウトを持つウインディf:id:coooldown:20201003215424p:plain等がメジャーであると思いますが、さらに欲張ってねこだましを持ち環境で見てもかなり高い素早さを持つAペルシアンf:id:coooldown:20201003214834p:plainを採用しました。(最終的に使用しませんでしたが、捨て台詞をねこだましと両立できるのはAペルシアンガオガエンくらいでした)

 

③バトンをつなぐポケモンf:id:coooldown:20201003215805p:plainf:id:coooldown:20201003215815p:plain

バトン先の条件は

・DMターン分のS3段上昇で多くのポケモンを抜ける素早さ帯

・高速アタッカーでないぶんほかに厚く振られた種族値

ペンドラーとの相性補完(上からバトンをするため)

(・DMできない分の制圧力を補う強力な範囲技)

などでした。ここから環境で活躍が期待されたアシレーヌf:id:coooldown:20201003215805p:plainドサイドンf:id:coooldown:20201003215815p:plainが採用されました。

 

④とりまきf:id:coooldown:20201003220225p:plainf:id:coooldown:20201003220237p:plain

残りの二匹としてアシレーヌと相性が良いことが知られており、どうしてもペンドラーが選出できない場合の選出として動かせること、また単体で仕事ができることからナットレイf:id:coooldown:20201003220225p:plainサマヨールf:id:coooldown:20201003220237p:plainを採用しました。

 

⑤最後に使いたかったポケモンを抜いて構築の完成!!!!f:id:coooldown:20201003214355p:plainf:id:coooldown:20201003220459p:plain

というわけでペンドラーではあまり勝てなかったこと、アシレーヌとAペルシアンの相性が良かったことなどから相手のナットレイ対策としてリザードンが採用されて構築完成です。

 

個別説明

1.アシレーヌf:id:coooldown:20201003215805p:plain

種族値  80-74-74-126-116-60

ステ 155-/-94-195(252)-136-112(252)

性格 ひかえめ(特攻↑攻撃↓)

特性 うるおいボイス

もちもの いのちのたま

ハイパーボイス/マジカルシャイン/ハイドロカノン/守る

調整 準速最大火力

(記事書くにあたって見直したら4振り忘れてますね)


 

いわずと知れた今季トップメタの水ポケモン

選出率100% 先発率99%(体感) DM率95%(体感)の絶対的エースでした。

準速+S1段階操作(f:id:coooldown:20201003214834p:plainこごえるかぜ・f:id:coooldown:20201003222303p:plainダイジェット)で最速100族まで抜けるため、今までに比べやや低速寄りの今環境では猛威を振るいました。

技はDM/非DM時両方を想定してハイドロカノン/ハイパーボイスの水2ウェポンと一致範囲技のマジカルシャイン+守るで横のS操作の時間を稼ぐ4技となりました。

ハイパーボイスがDM時ダイアタックとして自力でS操作できるのが地味に偉い場面が多かった印象ですが、基本的にはバンバン殴ります。

 

与ダメージ

ダイストリーム(150)

H4 DMリザードンf:id:coooldown:20201003222303p:plain

408 ~ 484(132.4 ~ 157.1%)確定1発

HD252 D↑ピッピf:id:coooldown:20201003215131p:plain

113 ~ 134(63.8 ~ 75.7%)確定2発

169 ~ 200(95.4 ~ 112.9%)乱数1発(75%)(雨)

 

 

ダイフェアリー(130)

H4 DMパッチラゴンf:id:coooldown:20201003224327p:plain

413 ~ 486(124.3 ~ 146.3%)確定1発

 

被ダメージ

 

A252 S↑ DMパッチラゴンダイサンダー(130)

356 ~ 420(114.8 ~ 135.4%)確定1発

 

2.Aペルシアンf:id:coooldown:20201003214834p:plain

種族値  65-60-60-75-65-115

ステ  159(148)-/-98(140)-95-85-179(220)

性格 おくびょう(素早さ↑攻撃↓)

特性 ファーコート

もちもの ロゼルのみ(フェアリー半減)

ねこだまし/バークアウト/こごえるかぜ/あまえる

調整 最速110族(ライチュウ)抜き

   A特化ウーラオスf:id:coooldown:20201003225300p:plainインファイト87.5%耐え


 
ペルシアンのアローラの姿。選出率2位
物理攻撃を半減する特性「ファーコート」により、種族値以上の耐久を誇る。
凍える風によるS操作とバークアウト/あまえるによる打点下げがお仕事となります。
基本的にアシレーヌと組んで先発で出て、DMアシレーヌの大暴れをサポートする形になります。
ねこだましがs勝負になるライチュウf:id:coooldown:20201003225622p:plainまで抜く調整にしてあります。
ウーラオスは最速がメジャーだという判断で、準速ウーラオスインファイトは乱数耐えまでで妥協しています。
持ち物をロゼルにすることで苦手とする特殊攻撃のうち珠アシレーヌのダイフェアリーをバクア込み乱数で耐えられるようになります。
構築上フェアリーの正面にも立ってもらうことが多いのでロゼルにしましたが、苦手局面に無理やり出す必要がなければオボン等でもいいかもしれません。
 
ほぼ不満はありませんでしたが
・こいつ自身があまりに打点がない
ミロカロスf:id:coooldown:20201003233252p:plain/ウォーグルf:id:coooldown:20201003234328p:plain(かちき/まけんき)にできることがほとんどない

辺りが問題になったかもしれません。
(アシレーヌが一撃で落とせる確信が持てる場面ではウォーグルに凍える風は打つことがありました。)
 

3.ドサイドンf:id:coooldown:20201003215815p:plain

種族値  115-140-130-55-55-40

ステ  191(4)-211(252)-150-/-75-92(252)

性格 いじっぱり (攻撃↑特攻↓)

特性 ひらいしん

もちもの きあいのタスキ

技 じしん/いわなだれ/守る/10まんばりき

調整 準速

 

アシレーヌ護衛役兼サブアタッカー1。選出率3位

後ろから出すことで電気技を吸い寄せてアシレーヌを守ることときあいのタスキで居座って打点を出すことが役割。タスキを持っているので行動回数を増やすために準速。

地震と10万馬力は役割が違うので両採用。ほかの技は割とコメント不要だと思います。

選出画面でドサイドンが見えていてもひらいしんはあまり警戒されず、ダイサンダー吸い寄せはかなり決まりました。

基本的には相手に電気タイプor電気技があれば裏に採用。後出しで1ターンアシレーヌを守った後はいわなだれ等で雑に削るお仕事についていただきます。

 

4.ナットレイf:id:coooldown:20201003220225p:plain

種族値 74-94-131-54-116-20

ステ  181(252)-146(252)-167(4)-/-136-23(s個体値2)

性格 のんき (防御↑素早さ↓)

特性 てつのトゲ

もちもの とつげきチョッキ

技 タネばくだん/ボディプレス/ジャイロボール/はたきおとす

調整 最遅ナットレイ抜き

 

サブアタッカー2。ラプラスf:id:coooldown:20201003233221p:plainミロカロスf:id:coooldown:20201003233252p:plainアシレーヌf:id:coooldown:20201003215805p:plain
といった高耐久水タイプに対する打点として働く。
トリルは貼ることは少ないがトリル対処として動くことがある&最遅ナットレイの上はとりたいのでS個体値2を使用。
技は命中安定をとってタネばくだんを採用した以外はチョッキ型としてはベーシックな個体。はたきおとすは非常に便利だったが、ジャイロボールはアイアンヘッドの方がいいかもと思った場面もあった。
守るも欲しい場面があったが、チョッキが生きた場面も多かったので好みの領域。しいて言えば、怖かったのはウーラオスf:id:coooldown:20201003225300p:plainインファイトなので守るでは防げない。
 
 

5.サマヨールf:id:coooldown:20201003220237p:plain

種族値 40-70-130-60-130-25

ステ  147(252)-67-151(4)-80-200(252)-30(s個体値0)

性格 おだやか (特防↑攻撃↓)

特性 おみとおし

もちもの しんかのきせき

トリックルーム/ナイトヘッド/いたみわけ/てだすけ

調整 なんで最遅にしてないのか全く分からない

 

本構築のニート枠。一応ポリゴンZf:id:coooldown:20201003232554p:plainのダイアタックをすかす役割があったが、ほとんど選出されなかった。選出率堂々のワースト。

ずっとパッチラゴンと入れ替えようと思っていたがそのままシーズンを終えてしまった。

 

6.リザードンf:id:coooldown:20201003220459p:plainf:id:coooldown:20201003222303p:plain

種族値 78-84-78-109-85-100

ステ  153-/-99(4)-161(252)-105-167(252)

性格 おくびょう (素早さ↑攻撃↓)

特性 サンパワー

もちもの イトケのみ(水半減)

技 ねっぷう/エアスラッシュ/ねっさのだいち/まもる

調整 最速

 

サブアタッカー3のキョダイ個体。選出率はナットレイとほぼ同じだが4位。
相手に電気/水タイプがいないとき->ドサイドンf:id:coooldown:20201003215815p:plain/ナットレイf:id:coooldown:20201003220225p:plainを選出する理由がないときおよび相手にナットレイf:id:coooldown:20201003220225p:plainがいるときに選出。電気/水がいないときは比較的息がしやすい時なので出れば結構活躍した。

DMはほとんどしないが、アシレーヌf:id:coooldown:20201003215805p:plain/ナットレイf:id:coooldown:20201003220225p:plainと組んでいるので晴れにならないようキョダイ個体にしてある。

ごくまれにアシレーヌf:id:coooldown:20201003215805p:plainと先発に出てダイジェット+ハイパーボイスをすることがあったが、リザードン対面で同速に勝たないとアシレーヌf:id:coooldown:20201003215805p:plainが相手のリザードンを抜けないので、できるのは相手のアタッカーがすべて100族以下の時くらいであった。

 

 

選出

f:id:coooldown:20201003215805p:plainf:id:coooldown:20201003214834p:plain+2

・ほぼ固定(95~99%くらい)。基本的にこの先発をしてDMアシレーヌで場を荒らした後、後ろのポケモンで詰めていきます。このパーティは選出画面で考えることはほとんどありません。

・それぞれの動きとしては、相手のアタッカーのうちアシレーヌに打点が高いほうをバクアor甘えるで弱体化して、DMアシレーヌの火力で1匹ずつ潰していきます。

・初手で相手の素早さがアシレーヌ~最速100族の間にあった場合には凍える風で上をとるのがいいでしょう。

・また、相手がギミックパーティor追い風(ファイアロー)の場合はペルシアンねこだましから入ります。

・できるだけ相手のDMポケモンを読んで置物にできると強いです。

 

以下特記選出パターン

①相手に電気打点がある場合

f:id:coooldown:20201003215805p:plainf:id:coooldown:20201003214834p:plainf:id:coooldown:20201003215815p:plain+1

相手が電気打点を先発してきたらペルシアンドサイドンに引きながら、落とせそうなら電気タイプを落とします。ラプラスf:id:coooldown:20201003233221p:plainのダイサンダーの場合は落としきるは難しいのでバークアウトで火力を下げた方がいいと思います(ラプラスはセンリツ優先の場合もあるので)。

 

②相手にナットレイがいる場合

f:id:coooldown:20201003215805p:plainf:id:coooldown:20201003214834p:plainf:id:coooldown:20201003220459p:plain+1

ナットレイアシレーヌで倒すのは骨が折れるのでリザードンを選出しましょう。草タイプ一般まで拡張してもいいかもしれません。

 

③相手にポリゴンZがいる場合

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ペルシアンが選出されない可能性があるパターンです。サイドチェンジはないですが、ダイアタックを撃ちづらくしてDMターンを耐えます。サマヨールは後ろから出てくる方がいいかもしれません。

 

その他

「どうしてもアタッカーが4体欲しい!!」となったら出しても割と戦えると思います。


感想・まとめ

このパーティは高速ポケモンが禁止されてAペルシアンが場で最速の状況が作りやすい現環境ではかなり戦えましたが、例のカタパルトドラゴンやウサギがかえって来たらまた動きづらくなってしまうと思います。また、無法霊長類には完封されると思うので、それまで楽しく回していきたいと思っています。
考えること少なく戦えるのでぜひレンタルして使ってみて下さい。